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【カフェ 開業】都会で開業するか、田舎で開業するか

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カフェを開業するにあたり場所選びは重要なポイント。

どのようなカフェをやりたいのかによって、向いている立地場所が変わってきます。

今回は大雑把に都会でカフェをするのか、田舎や郊外でカフェをするのかがテーマです。

さすがにそこは決まってるよ!という方も多いかもしれませんが、この記事を読んで一度考えてもみてもいいかもしれません。

都会で開業か田舎で開業か

一言でカフェと言っても、色々なカフェ形態があります。

コーヒーがメインのカフェだったり、焼き菓子やケーキが中心のカフェだったり、はたまた古民家カフェだったり。

カフェ形態によって向き・不向きの土地があると思います。

 

都会でカフェを開業する

 

都会に向いているカフェ形態

  • イートインも可能だが、テイクアウトも可能なカフェ
  • コーヒーはハンドドリップというよりエスプレッソで抽出したい
  • 味が美味しい、または価格が安い
  • ゆったりのんびりというよりは、たくさんのお客さんを相手にしたい

 

都会はテイクアウトもやるのがベスト

都心でもイートイン中心のカフェ営業ができなくもないですが、基本的に人口が多いのでテイクアウトをしないともったいない

都心は家賃が高いことが多く、広々とした面積で開業することが難しいので、イートイン中心のカフェだと利益が出にくいことも。

『単価が低くても来店人数でカバー』できるのが都心のメリットだと思います。

 

エスプレッソだとハンドドリップより素早く提供できる

イートインのお客さんだったらいいですが、テイクアウトをするなら提供が早い方がいいはず。とくに時間に限りがあるとき(お昼休憩中など)だと、少しでも早くゆっくりしたいですよね。

もちろんハンドドリップが悪いわけではないですが、単純にハンドドリップで抽出するよりもエスプレッソの方が早いので、素早い提供という点では有利になりますよね。

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味が美味しい、または価格が安い

とはいえ、味や質の悪い商品を出しているとお客さんも来ないので、テイクアウトを流行らせたいのならば味が大事です。

都会の人を想像してみてください。

そもそも徒歩圏内にたくさんお店があって、そのお店はたくさんあるお店の中から選ばれているから今でも続いているわけであって、日本初進出の海外のパティスリーや地方の有名店が都会に進出することも多いわけで、都会の人は”美味しいもの”を食べ慣れているのであって…(続く)

と、やはり都会はグルメなのかなと。

あえて『相場よりも値段を安くする』という方法もあると思います。

世界で一番カフェの密度が高いソウルなんかでもそうですが、アメリカーノが1500ウォン(約150円)で買えるカフェもちょこちょこあります。

大学が集まっているエリアとか、観光客が多いエリアとか、あえて激安にして回転数を稼いでやっているところもあります。

これらは田舎ではなかなかできない技なので、都会ならではだと思います。

 

ゆったりのんびりというよりは、たくさんのお客さんを相手にしたい

ひとりひとり、しっかり接客というのもできなくはないですが、どうしてもレジが混んでしまったりすると難しかったりします。

 

田舎でカフェを開業する

 

田舎や郊外に向いているカフェ形態

  • テイクアウトというよりも、イートイン中心のカフェ
  • コーヒーはハンドドリップで淹れたい
  • 広い土地で開業したい
  • 集客に自信がある
  • お客さんひとりひとりと会話をしたい

 

テイクアウトよりもイートイン中心のカフェ

田舎だとイートインしてなんぼ、という部分があります。

田舎ってファミレスやフードコートはあっても、そもそもお喋りできるスペース(場所)が少ないんですよ。

なので『欲しい人がいるけど、ない(その土地にカフェが欲しいけど、ない)』状態なので、ぶっちゃけ値段の割に味が微妙でも、”机と椅子とゆっくりできる空間”があれば流行ります。

 

 

経験談

わたしも都市部でもなくド田舎でもない、いわゆるベッドタウン的なところでやっていますが、値段は高く、味は微妙なカフェでもそこそこ流行っていることが多いです。わたしが思うそれらのカフェの共通点はなんといっても居心地が良い

友だちにも「このカフェのなにが良いの?」と聞くと

  • そもそもオシャレなカフェが(この辺りにここしか)ない
  • イートインでゆっくりお喋りできる
  • 友だちみんなここのカフェ行ってる(インスタのストーリーに上げてる)

という理由でした。

ファミレスでもいいのでは?と思ったのですが、ファミレスはオシャレさに欠けるのでダメなのだと思います。まぁたしかに休日にバッチリ決めた見た目でわざわざファミレス行かないですよね。(笑)

ちなみにス○ーバックスさんは年中めちゃくちゃ流行っています。これは都心も同じかな?

 

結論

都心と田舎、それぞれのメリットと向いている形態をお話しましたが、大きな違いはカフェに求めるものが違うところだと思います。

美味しいコーヒーやご飯が食べたい、というのは共通かもしれませんが、広い店内でゆっくりお話ししたいのか、素早く受け取って帰りたいのか、どういう人が多いのかです。

都会と田舎関係なく、立地じゃない?という意見も、その通りだと思います。オフィス街なのか住宅街なのか、エリアによって変わってきますよね。

その点も含めることも大事ですが、田舎でテイクアウト専門の激安コーヒーショップをしても人が来ない(人間がいない)と意味がありません。他に行くところもないので、長居すると想定してそれなりに単価の高いランチセットを注文してもらうほうがいいかもしれません。

今から開業するあなたがどのようなカフェ形態を望むのか、それによって都会で開業するのか、田舎で開業するのか、考えてみるといいと思います。

 

個人的には…

個人的には都会でやる方をオススメする派です。

田舎で開業するのも全く悪くないのですが、やはり集客が都会よりも大変だと感じます。お客さんが入ってきてくれなくても、道路には人が歩いているわけで。店側を改善すれば入ってきてくれる”かも”しれない。

ですが、田舎だとこの”かも”すらないじゃないですか。道路にいるのはカエルとネコかもしれない。

小さなカフェだと従業員も少ないので、集客も自分でやらないといけないですしね!

 

わたしは集客よりも味やメニューに時間をかける方が好きなので、もし次カフェをするなら都会でやりたいなと思います。(しないけど)

 

ではまた!

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