小さなカフェを経営するにあたって、集客ツールのひとつとなるInstagram。
『フォロワーが多いと売り上げが高い』…必ずしもそういうわけではありませんが、少ないより多い方がお客さんとしても安心しますよね。
そもそも、お店のInstagramのフォロワーを増やすことは、個人のInstagramのフォロワーを増やすことことよりも簡単だったりします。
なぜなら『お店自体の情報(営業日など)を知りたい人がフォローする』からです。
自分もそうですが、他のカフェを見ていても、開業年数に従って増えていくので、無理に増やそうとしなくても自然と増えていくことが多いです。(3000人、4000人あたりからは増えにくくなりましたが。)
- 開業して数年経つがフォロワーが増えない
- インスタグラムを更新しているが新規客が来ない
という方はおそらくですが、以下のことができていない方だと思うので、一度読んでみてくださいね。
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Instagram フォロワーを増やす 基本の方法
その0 画質の良い写真を載せる
もうこれは当たり前すぎてコツでもなんでもないのですが、知り合いのコーヒー屋さんのインスタが悲惨だったので、もしや…まだいるかもしれない!と思ったので、書いておきます。
古いスマホで撮った画質の悪い写真は上げないようにしましょう^o^
Appleから毎年新しい機種が出る時代。そんな時代に『よくわからんモヤのかかった写真』を上げていては、せっかくカフェの雰囲気が素敵でも伝わりません。『よくわからん角度から撮った写真』もできればやめた方がいいですが、まぁそれは一旦よしとしましょう…。(おじさんが撮ると謎の角度の写真が多いよね。)
実際、知り合いのコーヒー屋さんのアカウントが控えめに言って残念で。
そこのコーヒー屋さん、自家焙煎もしていてコーヒーがとっても美味しいんです。
店舗の雰囲気もナチュラルで天井も高く開放感もあり、けっこう今っぽい店内なのですが、その良さがマジでまったく伝わっていない。本当に残念すぎるアカウントなんです。
色々と写真の改善点はあるのですが、『モヤがかかっていて(画質が悪くて)見にくい』のだけは改善したいところ。レンズも汚れていないか確認してから撮ることが大切です。
一眼レフで撮れとは言わないです。なるべく新しい機種のスマホを使うと自然と画質も良くなっているので!
- 中高年の方
- 職人気質
- こだわりの強い人
- プライベートでもあまり写真撮らない
- 写真に興味がない
自家焙煎しそうな人ほど写真が苦手な傾向がある気がしますが(わたし調べ)、本当にもったいない。せめて画質だけは良くしましょう。
その1 読みやすい文章を書く
- どの年代の人が読んでも伝わる
- 誤字脱字が少ない
- 絵文字の多様をしすぎない
「え?あたりまえじゃない?」と思った方もいるかもしれませんが、意外と難しいもの。
その2 投稿する写真はなるべく統一する
フォロワーの多いカフェのアカウントって、写真が統一されていることが多いです。
例えば、よくあるのが『○○専門店カフェ』で、○○の写真しか載せない・撮る角度もほぼ毎回同じなど、がっつり統一されているアカウント。
こんな感じのやつ。
ここまで統一できればあとは更新頻度だと思いますが、さすがにそこまでは難しいもの。
コーヒーも載せたいし、季節のおすすめメニューも載せたい…さらに告知画像(参加するマルシェやイベントの案内画像、店の定休日告知)も載せたい。
気持ちはわかります。全部載せても大丈夫です。
ただ、お店のインスタの雰囲気をぶち壊さないように、なるべく統一感を保ちつつ、投稿するようにしましょう。
- 撮影者を同じにする
- 撮影場所を同じにする
- 撮影後、写真を加工する人を同じする
- 載せるものをなるべく同じにする(プリンが人気メニューならプリンばかり載せる)
この4つを意識すると、かなり投稿に統一感が出ると思います。
あと、よくあるのがイベント参加の告知をするときに、イベントの主催者側から送ってもらった告知画像をそのまま使うこと。だいたいお店のインスタの雰囲気をぶち壊すんですよね。(笑)
そういう場合は、
- お店のインスタの雰囲気に合うようなイベントの告知画像を自作する
- 写真はお店のインスタの雰囲気にあったものを使い、文章でしっかり告知する
- ストーリーのみで告知、その後ハイライトに固定しておく
といいかもしれません。
その3 更新する
『インスタを開設しました、写真も画質だけはマシなものを使っています、でも更新頻度が多くありません』では、なかなかフォロワー数も伸びにくいですよね。
毎日更新をすると伸びやすいですが、さすがに毎日は難しいもの。できれば週3・4日、せめて週1日は更新できるように心掛けましょう。
投稿はできなくてもストーリーは常にグルグルを回しておくのも大事だそうです!
そもそもアカウント更新したくない・苦手という人は…
と、ざっとインスタの基本中の基本を紹介しましたが、
- 読んだけど意味わからん
- ちょいちょい出てきたSNS用語が謎で理解できない
- ってか時間ない
- ってかワシはインスタ更新やりたくない
- ってか写真撮るの苦手
- 誰かやってくれないかな〜
…という方もいると思います。
そんな方に向けた解決策は
- ”今の子”(インスタ運用が得意な人、写真が上手な人)を雇う
- SNS運用のプロに任せる
- 地道にインスタ勉強する
このどれかだと思います。
インスタ運用が得意な人、写真が上手な人を雇う
ずばり、これが
- スタッフも確保できる
- 集客もできる
一石二鳥の解決策になります。
面接の際に『インスタの更新もお願いしたいのですが、インスタグラムはされていますか?』と聞いてみてください。もしくは、お店のインスタでアルバイト募集をして”インスタのアカウント”を募集要項に必須事項で記載してもらうといいと思います。
最近の美容室の採用は”インスタのアカウント”の開示が必須のところが多いですよね。『SNSのフォロワー=顧客』に繋がっていくため、せっかく採用するならフォロワーの多い子(インスタグラマー)が良いというのも納得がいきます。
また、インスタのアカウントを見ることによって「あ、この子うちのカフェに合いそうだな」「カフェ巡りが好きなんだ〜」「写真撮るの上手!」など、面接だけでは気付けない部分を知ることができるというメリットもあります。
地道にインスタを勉強する
いや、もう自分でなんとかする!わたしがインスタも更新する!勉強する!という方もありだと思います。
正直、SNS運用に関しては得意不得意がある分野だと思います。若者だからSNSが得意というわけでもないし、主婦の方でもインスタで月○万と稼いでいる方もいます。
先ほどご紹介した『SNS運用のプロ』『SNS運用の専門の会社』があるのと同じで、年齢に関係なく上手い人と下手な人がいるんです。
わたしも何冊か本を読みました。インスタ運用のやつです。
まとめ
小さなカフェ運営には欠かせないインスタグラム。
人によっては簡単で、人によっては難しいものだと思います。
まずはご紹介した基本のことをやってみて、難しいのであればアルバイトの方を頼ったり、プロの手を借りたり、本を読んで勉強してみてくださいね。