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【カフェ 開業】厨房・キッチンの大きさはどのくらいがベスト?そもそも厨房は必要?

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カフェの内装を考えているんだけど、キッチン(厨房)の大きさってどのくらい必要だと思う?
キッチンでなにを作るかによって変わるかな。料理とか焼き菓子とかを売っていきたいなら広めがおすすめ!
うっ…まだ具体的には決まってなくて…オムライスも販売したいし、マフィンも販売したいし…あとできればカヌレも…
(…クマさん欲張るなぁ…)

カフェを開業するにあたって、カフェの内装をどうしようか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

イートインができるカフェならお客さんが座るフロア側にばかり目がいきがちで、キッチンは開いたスペースのみ、というカフェもあると思います。

ですが、わたしたちオーナーが営業中ずっといるのはカウンターやキッチン・厨房付近です。

ここの居心地が悪いと、なんだか動線がうまくいかなかったり、使いにくかったり…。

「もっとこうすればよかった」と思った箇所はいくつかありますが、毎度思うのがキッチン・厨房付近だったりします。

はじめてのカフェ開業から100%満足のいくカフェ作りは難しいと思いますが、これを読んで、みなさんのカフェ作りの参考にしてみてください。

そもそもカフェに厨房・キッチンは必要か?

そもそもカフェに厨房・キッチンは必要なの?と思われた方もいるかもしれません。

たしかにカフェの形態(ジャンル)によってキッチンがいらない場合もあります。

コーヒー専門店なんかはそうですね。正直カウンターがあればコーヒーは淹れられますので、厨房が必要ではないカフェもあります。

でも、小さくてもいいからキッチンスペースは作っておく方がいいよ!

使う予定がなくても厨房・キッチンを作っておくといい理由

理由は『カフェをやっていくうちにカフェの形態(ジャンル)が変わる可能性があるから』です。

”コーヒー専門店でやっていこうと思っていたけれど、オープンして数ヶ月、客入りが悪く思ったより売り上げが伸びない。このままではマズイので簡単な焼き菓子を作って客単価を上げることにした”

という、カフェ界隈ではあるあるなパターン。(笑)

当初理想としていたカフェとはまた別の方向性に行く可能性があるため、小さくてもいいので厨房・キッチンスペースがあるといいです。

 

厨房・キッチンの大きさはカフェの形態(ジャンル)による

厨房・キッチンは小さくてもいいから作っておいた方がいいことはわかった!でも具体的にどのくらい大きく(広く)キッチンスペースを作ればいいの?
店舗の広さも違うから具体的にこのくらい!と言いにくいけど、カフェの形態(ジャンル)によっても変わってくると思うよ!

例えばランチ営業をするカフェならがっつり料理をすることになるので、そこそこ大きめの厨房があると便利ですが、コーヒーメインのちょっと焼き菓子を作るくらいならそんなに大きい厨房は要りませんよね?

なのでこれから始まるカフェの形態(ジャンル)を想像して、

  • ランチ営業やご飯物を出す予定があるのか
  • ご飯物を出すなら何口コンロあると料理がしやすいのか
  • 料理する人・厨房に立つ人は何人か
  • 油は使うのか、グリルは使うのか
  • 焼き菓子を作る予定はあるのか
  • 業務用ミキサーを使う予定はあるのか

など、具体的に考える必要があります。

「そんなのやってみてからじゃないとわからないよ!」という方もいるでしょうし、先ほど言った通り、オープン1ヶ月後に『カフェの形態(ジャンル)が変わることもある』と思います。

できれば『とりあえず調理器材を入れられるだけのスペースは空けておく、使える電力は残しておく』といいよ!最初に決めすぎないことも大事。
ご飯系のカフェデザート系のカフェか、もしくは両方やりたいのか、大体でいいので決めておきましょう。

 

個人的にはある程度広くとることをおすすめする

と、このように自分が『どのようなカフェの形態(ジャンル)』をしたいのか、想像してみることが大切です。

それぞれのカフェに必要な調理器材が違ってくるので、キッチン(厨房)の大きさも変わってきます。

個人的にはある程度広めにスペースをとることをおすすめするよ!

冒頭でも言いましたが、わたしたちオーナーが営業中ずっといるのはレジやカウンター、キッチン・厨房付近です。

お客さん目線の居心地の良いカフェ作りも大事ですが、小さなカフェ=自分のカフェなので、ある程度自分のスペースを大事にした方がいいと思います。

料理が好きならキッチンは広い方がいいし、コーヒーを淹れるカウンターもゆとりを持った方が自分がやりやすいですよね。自分の好きな場所こそ大事につくって(確保して)ほしいです。

フロアの椅子の数・机の数は増やしたり減らしたりできますが、キッチン(厨房)は動かせないからね!

 

他のカフェを見に行くことも大事

参考になるのが似たようなメニューを出しているカフェを見に行くこと。

カフェの広さが似ていたり、出したいメニューが似ているカフェを見に行くといいです。

ガッツリ厨房は見えなくても、なんとなくの広さはわかるかと思います。

カフェを作り慣れている内装会社なら「これぐらいのスペースをみなさん取られてますよ」と提案してくれますが、カフェ内装経験が少ない大工さんや内装会社はわからないので、「○○カフェみたいな感じにしたいです」と伝えると、近場であれば見に行ってくれると思います。

 

余裕があれば調理器材を入れられるスペース、電力を残しておくと◎

最初からキッチン・厨房内をきっちり埋めてしまうと、「オーブンもう一台入れたい…」「シンク増やしたい…」となったときに入りません。

小さなカフェはスペース的にも難しいところだと思いますが、もし余裕があるなら追加で調理器材を入れられるだけスペースを空けておく気持ち大きめに設計しておくといいかもしれません。

あとは電力も大事です。建物自体の電力がキツキツだと、これ以上電力を使う器材は入れることができません。

最初の段階で電力・水道管の位置等、設計士さんに確認しておくといいです。

 

とりあえず具体的になにを作って販売・提供するのか決めるところからだね!
そうだね。決まってくると必要な調理器材・調理器具もわかるし、それによって厨房(キッチン)の広さがどれだけ必要か決まるからね!

 

まとめ

  • 厨房(キッチン)は(最初は使わなくても)小さくてもいいのであるといい
  • どのくらいの広さが必要か=どんな調理器材・調理器具を入れるかによる
  • 具体的になにを作って販売(提供)するのか考える必要がある
  • 広さに余裕があるなら少し広めに作っておくといい

 

個人的には小さくてもいいので厨房・キッチンがあると、後々カフェのメニューを広げられたり、上手くいかなくなったときにコンセプトの方向転換ができるのかなと思います。

色々な人の意見を参考にして、理想のカフェを作っていってくださいね。

 

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